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20080702
夜と霧 / ヴィクトール・E・フランクル
- 2008-07-02 (Wed)
- ホン

080702 18:11 @Nara
もう梅雨は終わりか?
と,毎日のように思うのだけど,
今日も良い天気の1日だったのだけど,
なんか暗い夕方。
−−−
![]() | 夜と霧 新版 (2002/11/06) ヴィクトール・E・フランクル 商品詳細を見る |
内容(「BOOK」データベースより)
心理学者、強制収容所を体験する―飾りのないこの原題から、永遠のロングセラーは生まれた。“人間とは何か”を描いた静かな書を、新訳・新編集でおくる。
ナチスの強制収容所に入れられた著者の実体験に基づく作品。
心理学者である著者の実体験と分析から導かれるメッセージが含蓄に溢れている。
「強制収容所のでの生のような,仕事に真価を発揮する機会も,体験に値すべきことを体験する機会も皆無の生にも,意味はあるのだ(p.112)」
「生きるとはつまり,生きることの問いに正しく答える義務,生きることが各人に課す課題を果たす義務,時々刻々の要請を充たす義務を引き受けることにほかならない(p.130)」
強制収容所での生活にも意味があると言い切っている。
ある意味究極的に自由のない状況下でも意味は見いだせるのだ。
フランクル氏の目を通じて,強制収容所での生を垣間見る意義は大きい。
裏表紙の著者近影で見ることの出来る白髪の紳士。
収容から収容所生活,解放までの凄絶な内容とそれを記述する淡々とした文体。
色々なギャップを感じ取ることができるのも興味深い。
ちなみに,表紙に記された「119104」という番号は,作者の被収容者番号を示すのだそうだ。
ただの数字で表される存在にされてしまった1人の人間の「生」がリアルに浮かび上がる。
これは再読すべき本だね。
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