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20080704
エンド・ゲーム−常野物語 / 恩田陸
- 2008-07-04 (Fri)
- ホン

080704 19:25 @Nara
エアブラシをかけたみたいに,ぼんやりとした赤。
−−−
![]() | エンド・ゲーム−常野物語 (常野物語) (2005/12) 恩田 陸 商品詳細を見る |
出版社 / 著者からの内容紹介
「常野物語」の最新作、早くも登場!
「裏返さ」なければ「裏返される」??正体不明の「あれ」と戦い続けてきた拝島親子。だが母が倒れ、残るは一族最強の力を持つ娘だけに。息もつかせぬ展開の果てに、驚愕の真相が明らかに!
さっそく読んでみました。
常野物語の長編物。
これは,「光の帝国」の時から,広がりがある話になりそうだなぁ,と期待していたお話。
でもなぁ,ちょっと期待はずれ感がただよってしまった。
「裏返す」能力というのがこのお話のキー・コンセプトになっているわけで,
それを使って,いかに違和感を感じさせない世界を構築するか,話を展開させるかが勝負になるはず。
が,この作品では,「裏返す」とは?とかに代表されるような,楽屋話みたいのが展開してしまう。
伏線も何もなく,「実はこんな驚愕の事実が!」っていう流れもあり,アンフェアさも感じる。
もっと面白くなっただろ!っていう無責任な感想を述べてしまうのである。
はっきり言って,「光の・・・」での,短編ゆえに必然となる説明不足感が生み出す期待感,
その方が心地よいのだ。
「おぉう!,これからこの話どうなるんだろ!?」っていう気持ちね。
繰り返すが,個人的に,このエピソードには期待していただけに残念だなぁ。
ま,まだ長編になっていない話は残されている。
まだまだ掘れるネタだと思うし,料理の仕方によっちゃ,かなりの鉱脈になると思うのですよ。
次に期待いたします。
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