Home > 20080709
20080709
築地魚河岸三代目
- 2008-07-09 (Wed)
- エイガ

080709 07:01 @Tsukiji
朝の築地市場。
とはいえ,この時間になると,もう築地は落ち着きを見せている。
確かに老朽化はしてるけどさ,豊洲に移転なんてやめりゃいいのに。
ここはとても大事な場所ですよ。
こんなに大きな卸売市場のお隣は銀座,っていうのも面白いところ。
−−−

築地魚河岸三代目
この作品,前から原作が好きで,単行本で読んでいる。
基本は,築地を舞台にした人情物であるが,蘊蓄あり,社会問題ありで面白い。
今回映画化したってことで,結構楽しみにしていた。
今日出張から帰ってきて直帰したのを良いことに,いそいそと映画館に出かけたわけ。
ちなみに,今朝,築地周辺をうろついていたのは完全なる偶然。
映画館のシートに座ってから,
「あら?ちょうど今朝,この辺にいたわなぁ」
と考えていた。
で,結論から言うと,正直がっかりである。
キャラは立ってないし,ストーリーはガタガタだし,感情移入もほぼ不可能。
この作品の中心になるのは,美味しそうな魚と,主人公の明るく,大食い,舌は鋭く,なかなか頭も切れる,という愛すべきキャラである。
最初は素人だったのが,そのキャラとマジメさを活かして周りから認められ,信頼され,影響を与えるようになっていくのだ。
が,まず,うつっている魚が全然美味しそうじゃない。
原作では色々な料理が紹介され,魚が食べたくなる。
映画でも少しはでてくるが,それも全く美味しそうに見えないんだなぁ。
次に何より問題なのが主人公のキャラが全然立ってないこと。
舌が鋭いってことは触れられるが,この描き方では,ちょいと味にうるさいにいちゃん,って感じ止まり。
それに,主人公の行動はたいして周りに影響を与えない。
それどころか,その自分勝手さには苛立ちさえ覚える。
結局は,あいつマジメにやってるから面倒見てやるか,という周りの優しさに支えられているのだ。
ついでに言えば,築地の魅力も全然伝わってこない。
たんに,噂好きで,やたらと身内意識の強い人々,というふうに見えてしまう。
あと,原作のネタを使いつつも,オリジナルの要素が非常に多い。
が,その必然性を全く感じない。
良くできた原作があるのだから,それを生かす方向のほうが良いのでは?
んー,良い部分を探したいのだが,ちょいと難しい。
あ,主題歌は良いよ。
![]() | 虹が消えた日(初回生産限定盤)(DVD付) (2008/06/04) 秦基博 商品詳細を見る |
この人のは,
![]() | コントラスト (2007/09/26) 秦基博 商品詳細を見る |
このアルバムから聴いてるけど,とても良いですな。
オーガスタという事務所は良いアーティストを発掘するのが上手だね。
しかし,褒められるのが主題歌だけというのはあまりに寂しい。
シリーズ化も決定しているとのことだし,もうちょっと頑張ってくださいませ。
原作はシリーズ映画化に十分対応しうるポテンシャルを持っていると思うよ。
次回作は丁寧に作ってくれることを祈ります。
Home > 20080709
- Recent Comments
- Recent Trackback
- Search
- Meta
- Links
- Feeds


