Home > 20080711
20080711
死神の精度 / 伊坂幸太郎
- 2008-07-11 (Fri)
- ホン

080711 18:20 @Nara
ワオ。
好みの空であります。
なんでこの雲は四角くぽっかりと穴あけてるんだろね。
−−−
![]() | 死神の精度 (2008/02/08) 伊坂 幸太郎 商品詳細を見る |
内容(「MARC」データベースより)
「俺が仕事をするといつも降るんだ」 クールでちょっとズレてる死神が出会った6つの物語。音楽を愛する死神の前で繰り広げられる人間模様。
伊坂幸太郎の作品。
実はこの人の作品は,陽気なギャングが地球を回すのDVDを見て以来,遠ざけていた。
これを観た時のガッカリ具合は,このブログにも書いたものですよ。
でも先日,たまたまアヒルと鴨のコインロッカーのDVDを見まして,一気にまた評価が上がってしまったのだ。
「アヒルと・・・」は素晴らしかった。
で,その原作を読みましょうかしら,と思ったのだが,
せっかくだから他の作品にしましょう,と考えを変え,「死神の精度」にしたわけ。
このタイトルが気に入ってしまったもので。
主人公は死神,死ぬことが決まった人を調査し,「可」とするか「見送り」とするかを決めるのが仕事。
とはいえ,その仕事自体はどうでも良いレベルの扱い。
そして死神は音楽(彼らは「ミュージック」と呼ぶ)をこよなく愛し,
仕事をするために人間界に訪れた際は,機会をみつけてはCDショップに入り浸る。
「以前,機会があって映画を観たのだが,そこでは,「天使は図書館に集まる」と描かれていた。」(p.26)
という文章があるが,それはシティ・オブ・エンジェルだっけね?
ともあれ,天使は図書館に,死神はCDショップに集まるらしい。
中身も全く確かめず,長編だと思って買ったのに,短編だったのね。連作の。
ともあれ,内容。
全部で6編収録されているが,
最初の3編,「死神の精度」「死神と藤田」「吹雪に死神」はちょっち不満が。
伏線の置き方が大雑把で先が読めたり,読んだことあるような感じの設定だったり。
まぁ,決して悪くないです。むしろ良い方にあるとは思うけど。
でも,後半の3編,「恋愛で死神」「旅路を死神」「死神対老女」が,実によいわけ。
タイトルの「てにをは」がおかしくなるとこもいいね。
素晴らしいなぁ,っていうのは,「恋愛で死神」と「死神対老女」の2編。
特に老女のは,とてもよい。
映画化されているようだけど,それはどうだろ...
あまり期待できない気がするのはボクの勝手な思いこみだろうか。
そうであれば良いのだが。
そうそう,表紙の写真,人が写ってるんだね。
これが死神なのだろうか?
こういうのって,珍しくない?
ということで,なかなかの作品でありましたよ。
Home > 20080711
- Recent Comments
- Recent Trackback
- Search
- Meta
- Links
- Feeds

